差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
「[http://akkie.mods.jp/2019-nCoV/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%EF%BC%88%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%BE%93%E4%BA%8B%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%EF%BC%89#.E6.96.B9.E6.B3.95.EF.BC.9A.E6.B2.BB.E9.A8.93.E3.81.AE.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85 新型コロナワクチンまとめ]」でも示したとおり,Pfizerワクチンで55歳以上が42.3%,Modernaで65歳以上が24.8%,AstraZenecaで70歳以上が3.8%と,集計の仕方もバラバラです.
どの治験でもSupplement/Appendixで年齢階層別のサブグループ解析をしており,高齢でも差は検出されていますが,primary endpointではないため参考情報と解釈すべきです.<br>すると,70代,80代,90代のような各高齢者層での真の効果と安全性を治験結果から確実に判断することは困難です.
すると,70代,80代,90代のような各高齢者層での真の効果と安全性を治験結果から確実に判断することは困難です.一方で,高齢であるほどCOVIDでの重症化や死亡のリスクが上昇することは周知のとおりです.治験で高齢者の参加者が多くなかった,高齢者をprimary populationにした治験デザインでなかったことを理由に高齢者接種を一律に避けるのは,不適切でしょう. 2021年1月31日時点で,厚生労働省は[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html 公式ウェブサイト]において,高齢者への接種や効果・安全性について具体的な指針を示していません. ただし,「[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_notifications.html 自治体向け通知・事務連絡等]」に掲出されている事務連絡等では,高齢者施設等での接種の準備等に言及していることから,高齢者を当然の接種対象と見なしていることがわかります. 以下に各国政府等の指針をまとめます.{|class="wikitable"|+高齢者への接種に関する各国政府等の指針|-!米国|[https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/info-by-product/clinical-considerations.html 高齢者を含む接種年齢上限について特に言及なし]|-!英国|[https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/955548/Greenbook_chapter_14a_v6.pdf 80歳以上も含めて全高齢者を高優先順位の接種対象としている]|-!カナダ|[https://www.canada.ca/en/public-health/services/immunization/national-advisory-committee-on-immunization-naci/recommendations-use-covid-19-vaccines.html 85歳以上などの超高齢者での効果が不明瞭であること,一般論として高齢であるほどワクチンによる免疫獲得能が低下することには言及しつつ,接種年齢上限には言及なし]|-!|}
==小児==

案内メニュー