|title=2019-nCoVの発見報告
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*武漢市華南海鮮市場に関連のある原因不明肺炎患者3人の気道検体(気管支肺胞洗浄液, BALF)から,新型コロナウイルスを分離同定した報告
*患者はいずれも2019年12月27日入院,49歳女性(市場の販売員;快復退院),61歳男性(市場の頻回利用者;死亡),32歳男性(不詳;快復退院)
*3人から採取した検体それぞれから2万以上のウイルスゲノム断片が検出され,ベータコロナウイルス属に合致,bat SARS-like CoVと85%以上の相同性あり
*ヒト気道上皮細胞を用いてウイルス分離に成功,2019-nCoVと命名
*分離したウイルスを新たなヒト気道上皮細胞に接種したところ,96時間後に細胞障害性を確認
*電子顕微鏡で観察した2019-nCoV粒子は球状,直径60-140nm,特徴的なスパイク構造を認めた
*本研究段階ではまだコッホの3原則を満たしておらず,今後下記研究が必要
**患者の肺組織からの2019-nCoV抗原の検出(免疫組織化学的手法)
**患者血清からの特異的IgM及びIgGの検出と,ペア血清によるseroconversionの確認
**動物実験(サル)による病原性の再現
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