差分

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ということは,ワクチンで得た免疫が長期間~生涯にわたって感染を予防してくれる保証もまたないわけです.
あるいは,ワクチンの性能として長期間もたない可能性もあります.その場合は一定期間ごとに再接種する戦略があり得ますが,再接種がブースターとして機能するかどうかを改めて治験または市販後臨床研究する必要があるでしょう. ====悪いシナリオ②重い副反応が後からわかってワクチン忌避が起きる重篤有害事象が新たに報告される====3ワクチンの治験では,実薬群に有意な重篤有害事象は報告されませんでした(AstraZenecaワクチンでの横断性脊髄炎1例は関連が否定されていないレベル). しかし一般的に,ワクチンの重篤有害事象は数100万人~数億人に接種しつつ医師が丁寧に論文等で報告し続けることで,数ヶ月~数年かけて因果関係が検証されていくものです. せいぜい4万人程度の参加者数と平均2-3ヶ月程度の観察期間では,起こりうる重篤有害事象をすべて発見することは不可能であることを,しっかり認識せねばなりません. もちろん,時間をかけて因果関係が定まっていく重篤有害事象の
====悪いシナリオ③コロナ重症化が後からわかってワクチン忌避が起きる====

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