差分

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===結果:有害事象===
 
PfizerとModernaを比較すると,Modernaの方がワクチン反応性症状がかなり多く出ている傾向があります.
 
しかし,被験者からの報告方法,症状の登録方法などが両治験で同一ではないため,集計上の見かけの数字に差があるのは自然なことです.
 
また,mRNAとしての抗原量はPfizerで1回あたり30μg,Modernaで100μgとなっています.両者の抗原の分子量の測定法の差異までは私は確認できていないのですが,数字を額面どおり受け取るならばModernaの方が抗原量が多い可能性があります.もしそうならば,ワクチン反応性症状がModernaで多くなった理由になるかもしれません.
 
いずれにせよ,両者の違いの詳細については,プロトコル論文やphase 1論文を別途精読する必要があります.
 
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