差分

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{{Quote
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*病原体感染またはワクチン接種で体内で産生されるようになった抗体が,その後に同じ病原体に感染した際に,病原体と相互作用してかえって感染症を悪化させてしまう現象
*せっかく獲得した免疫が,かえって仇になって感染症を重症化させるという,トンデモ案件
</div>
}}
のことです.
デングウイルスのADEは特に小児で起きやすいことがわかっています.<br>
2-14歳の小児 8,002 人を観察したコホート研究によると,デング抗体を有する小児は,抗体を持たない小児に比べて,その次のデング感染で重症デング(デング出血熱またはデングショック症候群)に 7.64 倍罹患しやすいという研究があります(信頼区間3.19-18.28).
:{{Quote|content=[https://science.sciencemag.org/content/early/2017/11/01/science.aan6836?versioned=true Katzelnick, Leah C., Lionel Gresh, M. Elizabeth Halloran, Juan Carlos Mercado, Guillermina Kuan, Aubree Gordon, Angel Balmaseda, and Eva Harris. 2017. "Antibody-Dependent Enhancement Of Severe Dengue Disease In Humans". Science 358 (6365): 929-932. doi:10.1126/science.aan6836.]}}
====重篤有害事象やADEの報告がきっかけでワクチン忌避が起きる====

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