差分

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しかしそれ以上の厚生労働省の指針は現時点では不明です.
それに対して,2021年1月25日付で日本産婦人科感染症学会が次のような声明を出しています.それに対して,2021年1月25日付で[http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/ 日本産婦人科感染症学会]が次のような声明を出しています.
{{Quote|content=[http://jsidog.kenkyuukai.jp/images/sys/information/20210125195304-4B3AFDCC63A4BBB32F580A8CED38D6343E04CDE601F94AD94B5E5CD6B53602D4.pdf 日本産婦人科感染症学会|COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ(令和3年1月25日)]}}
提言部分を以下に転記します.
<div class="toccolours">
#COVID-19 ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・⻑期的な副反応、胎児および出生児への安全性は確立していない。ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・長期的な副反応、胎児および出生児への安全性は確立していない。#流行拡大の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。接種する場合には、⻑期的な副反応は不明で、胎児および出生児への安全性は確立していないことを接種前に十分に説明する。同意を得た上で接種し、その後30分は院内での経過観察が必要である。器官形成期(妊娠12週まで)は、ワクチン接種を避ける。母児管理のできる産婦人科施設等で接種を受け、なるべく接種前と後にエコー検査などで胎児心拍を確認する。流行拡大の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。接種する場合には、長期的な副反応は不明で、胎児および出生児への安全性は確立していないことを接種前に十分に説明する。同意を得た上で接種し、その後30分は院内での経過観察が必要である。器官形成期(妊娠12週まで)は、ワクチン接種を避ける。母児管理のできる産婦人科施設等で接種を受け、なるべく接種前と後にエコー検査などで胎児心拍を確認する。
#感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する。
#妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。
#妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワクチンではないので、接種後⻑期の避妊は必要ない。)妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワクチンではないので、接種後長期の避妊は必要ない。)
:*患者さん一人一人の背景が違いますので、まずは産婦人科の主治医と十分にご相談ください。
</div>
すなわち日本産婦人科感染症学会は,
*妊婦を接種対象から除外せず,
*COVID感染リスクが高い妊婦(医療従事者,肥満,糖尿病など)で接種を考慮し,
*接種する場合は,母児管理が可能な施設において,充分に説明した上で行うこと
を提唱しています.
===妊婦:各国での指針===

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