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産業規格は日本や世界各国が,自国で流通する製品に対して国として統一基準を示し,品質の維持改善や商取引の合理化等を図るためのものです.
===日本,米国,EUの産業規格日本の産業規格===
'''日本'''では「[https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=324AC0000000185 産業標準化法]」に基づいて[https://www.jisc.go.jp/jis-act/index.html '''日本産業規格 JIS''' (Japanese Industrial Standards)] が制定されています.
:※JISは長らく「日本*JISは長らく「日本'''工業'''規格」の名称でしたが,法改正により2019年から「日本'''産業'''規格」に変更されました.英語名及び英略称はそのままです.
===米国の産業規格==='''米国'''には「には [https://www.ansi.org/ '''ANSI''' (American (American National Standards Institute アメリカ国家規格協会)アメリカ国家規格協会)]」が制定する産業規格があり,さらに医療器具等の規格を提唱する非営利団体「が制定する産業規格があり,さらに医療器具等の規格を提唱する非営利団体 [https://www.aami.org/ '''AAMI''' (Association (Association for the Advancement of Medical Instrumentation 医療器具開発協会)医療器具開発協会)]」もあります.もあります.:米国には産業規格とは別に,労働安全法規を所管する中央官庁「*米国には産業規格とは別に,労働安全法規を所管する中央官庁 [https://www.osha.gov/ '''OSHA''' (Occupational Safety and Health Administration 労働安全衛生局)労働安全衛生局)]」(Department (Department of Labour 労働省の下位組織),および労働安全についての国立研究所「労働省の下位組織),および労働安全についての国立研究所 [https://www.cdc.gov/niosh/index.htm '''NIOSH''' (National Institute of Occupational Safety and Health 国立労働安全衛生研究所)]」(CDCの下位組織;CDCは (CDCの下位組織;CDCは Department of Health and Human Services DHHS 厚生省の下位組織)もあります.([https://www.bdj.co.jp/safety/1f3pro00000crqwl.html 参考])*NIOSHはあくまでも研究機関ですが,NIOSHが発出する医療安全に関する推奨等は米国内でのPPEの製造または使用にも影響を与えています.*さらに,医薬品及び医療機器等の認可を担う中央官庁 [https:NIOSHはあくまでも研究機関ですが,NIOSHが発出する医療安全に関する推奨等は米国内でのPPEの製造または使用にも影響を与えています.//www.fda.gov/ '''FDA'''(食品医薬品局)](CDCと同じくDHHS厚生省の下位組織)があり,医療向けに販売されるPPEの認可も行っています.
===EUの産業規格==='''EU'''(欧州連合)には「(欧州連合)には [https://www.cen.eu/Pages/default.aspx '''CEN''' (European (European Committee for Standarization 欧州標準化委員会)欧州標準化委員会)]」やCENELECやCENELEC(欧州電気標準化委員会),ETSI(欧州通信規格協会) が制定する産業規格「が制定する産業規格 [https://www.en-standard.eu/ '''EN''' (European (European Standards EN規格)EN規格)]」があります.があります.:*ただしEUとしての統一的な発出ではなく,加盟各国が自国規格としてそれぞれ発出しています.([https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-400383.php 参考])
===国際統一規格===こうした国・地域別の産業規格の'''国際統一'''を図る団体として,「を図る団体として [https://www.iso.org/ '''ISO''' (International (International Organization for Standarization 国際標準化機構)」があります.国際標準化機構)]があります.:*ISOが定める規格には,国際条約としての国家拘束力はありません.しかし加盟各国は自国の規格が国際的に通用することを目標に,ISOを参照しつつ国内規格を制定しています.
現在日本の医療現場で使用されているPPEは多種多様で,日本のJISに準拠した製品ばかりではありません.===国・地域別産業規格のまとめ==={|class="wikitable" style="width:450px; text-align:center;"!colspan="3"|国際統一|-|colspan="3"|[https://www.iso.org/ '''ISO''']|-!style="width:33%;"|日本!style="width:33%;"|米国!style="width:33%;"|EU|-|rowspan="2" style="valign:top;"|[https://www.jisc.go.jp/jis-act/index.html '''JIS''']<br>※日本には医療用PPEの認証制度はない|[https://www.ansi.org/ '''ANSI''']<br>[https://www.aami.org/ '''AAMI''']|rowspan="2" style="valign:top;"|[https://www.en-standard.eu/ '''EN''']|-|研究機関:[https://www.cdc.gov/niosh/index.htm '''NIOSH''']<br>認証機関:[https://www.fda.gov/ '''FDA''']|}
外国製品のライセンス生産および輸入品等では,米国のANSI===日本で流通しているPPEの産業規格===現在日本の医療現場で使用されているPPEは多種多様で,'''日本のJISに準拠した製品ばかりではありません'''. 外国製品のライセンス生産および輸入品等では,'''米国のANSI/AAMIに準拠した製品もあれば,EUのENに準拠した製品も流通しています.AAMIに準拠した製品'''もあれば,'''EUのENに準拠した製品'''も流通しています.
それらの国・地域ごとの産業規格(製造基準や品質検査基準等)は,参照元になっているISO規格を通じて互換性があることが大半です.
そのため,PPE各製品はカタログや仕様書等に互換性のある各国規格を併記していることが通常です.そのため,PPE各製品はカタログや仕様書等に'''互換性のある各国規格を併記している'''ことがしばしばあります.:例)カバーオールの素材が準拠している互換規格として「JIS T 8115:2005 / ANSI&mdash; EN 14605」と併記されている ==ガウン(アイソレーションガウン,サージカルガウン)=====アイソレーションガウンとサージカルガウンの違い===ガウンは「アイソレーションガウン」と「サージカルガウン」の2つの名称で流通しています. 日本では両者に法令上の区別はなく,販売時にメーカーが呼称するのみです. ==カバーオール(防護服,化学防護服,つなぎ)==
==サージカルマスク==
==N95マスク,DS2マスク,類縁製品==
 
==ガウン(アイソレーションガウン,サージカルガウン)==
 
==カバーオール(防護服,化学防護服,つなぎ)==

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