「外来でのCOVID-19対策アイディア集」の版間の差分
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==一定の疑いがあるがPCR検査の適用がない場合の指導== | ==一定の疑いがあるがPCR検査の適用がない場合の指導== | ||
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+ | 発熱しているが呼吸不全のない患者は,5日間経過観察を行う.季節性インフルエンザならその間に解熱するはず.5日間経過しても発熱が持続する場合はCOVID-19を鑑別に挙げる.5日間観察する間に他院へドクターショッピングしないよう十分に説明する.COVID-19だった場合,ドクターショッピングによって感染拡大が起きるため. | ||
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==PCR検査の適用がある場合の動き== | ==PCR検査の適用がある場合の動き== |
2020年2月16日 (日) 22:38時点における版
以下はサイト管理者・守屋が知人の医師等とのコミュニケーションの中で得た,主として医療機関の外来におけるCOVID-19対策のアイディア集です.
現時点では医学的エビデンスに乏しい対策も多数含まれていますが, 「今できるベスト」を尽くそうとする各地の医療機関や医療職の知恵の結集です.
医療機関はそれぞれ,建物の構造,スタッフの配置,受診する患者層,地域の状況等,千差万別で個別性が強いものです.
そのため,以下のアイディアたちは,そのままの形で他の医療機関には適用できないかもしれません.
しかし大きなヒントにはなるでしょう.
これらアイディアを基に,ご自身の医療機関で「明日すぐに導入できるCOVID-19対策」「1-2週間以内に実現出来るCOVID-19対策」等を,是非検討してください.
自分を守り,職員を守り,医療機関を守り,受診者(患者さん)を守り,地域全体を守る.
最前線でCOVID-19と闘う医療機関の皆さまに,このページが少しでもお役に立てることを願っています.
目次
地域住民・受診者への啓発
待合室等での感染拡大を防ぐために,定期受診者の処方期間を通常よりも長くし,受診頻度を減らすようにしている.
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ポスター,リーフレット類
医療機関入口前後でのトリアージ
トリアージで検知した疑い患者の動線分離
問診・診察におけるtips
2月中旬現在:季節性インフルエンザや感冒等が多い中,感冒様症状を発症し,4日目ごろから倦怠感と咳が強くなる患者さんが増えているのが気になっている.
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2月中旬現在:季節性インフルエンザ様ではあるがflu迅速検査は陰性で,採血上は細菌性感染を疑うデータに乏しく,身体所見・画像上も肺炎を示唆しない中高年が増えている.口を揃えて「倦怠感」を自ら訴えることが気になっている.
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一般検査の適用
一定の疑いがあるがPCR検査の適用がない場合の指導
発熱しているが呼吸不全のない患者は,5日間経過観察を行う.季節性インフルエンザならその間に解熱するはず.5日間経過しても発熱が持続する場合はCOVID-19を鑑別に挙げる.5日間観察する間に他院へドクターショッピングしないよう十分に説明する.COVID-19だった場合,ドクターショッピングによって感染拡大が起きるため.
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